昔は世間体や固定概念などの縛りが多く、専業主婦(夫)の選択肢は幼稚園だったかもしれませんが、今の時代は様々な選択肢がありますのでチェックしていきましょう。
専業主婦(夫)の預け先
現在は共働き世代が7割を超え、待機児童問題なども長らくありましたが、最近では認証保育園など受け皿も増えてきました。
以下は、2000年までのデータなので現在はもっと増えていそうですね。
1995年~00年で、専業主婦と共働きの
割合が逆転。
専業主婦は、絶滅危惧種に。https://t.co/rB2Hd0mUPd pic.twitter.com/VyTKZlESLT— 安達裕哉(Books&Apps) (@Books_Apps) September 6, 2021
しかし、まだ専業の人は2・3割いますが、預け先は幼稚園・保育園・幼児教育・こども園など様々な選択肢があります。
また、待機児童で保育園が増えている中、0歳児はまだまだ空きがありませんが、3歳児以降になると空きが見受けられるようになりました。
保育園は無理でしょ?と考えている場合は預けられる方法を考えてみてはいかがでしょうか。
お金をかけない保育先
タイトルの結論から言えば保育園です。
しかし費用と保育内容がクリアしなければ選ぶことは難しいかもしれません。
お金だけで比較してみる
まずは幼稚園と保育園を比較してみましょう。
()内の金額はあくまで目安なので比較の参考程度に。
保育園 | 幼稚園 | |
入園料 | × | 〇(10万) |
月額保育料 | × | 〇(4~6万) |
保護者会費 | × | 〇(3000円) |
給食費 | 〇(5000円) | △(1万) |
※()の金額はあくまで目安です。
金額は幼稚園によって違いますが、個人的に感じたのは安ければそれなりの保育、高ければ高い質の保育と感じました。
但し、保育料で全てを測れるものではありません、あくまで個人の感じ方ですので実際に園庭開放や見学に行ってご自身で判断しましょう。
保育園の保育の質
保育園は就労しているご家庭に変わって保育をするため保育料がかかりません。※認可保育園
では、保育の質は?と疑問に思うかもしれませんが、保育内容は幼稚園と同等にあると感じます。
こちらも、あくまで個人の感じ方ですので実際に園庭開放や見学に行ってご自身で判断しましょう。
私立の保育園では園独自にイベントや防犯対策を行っていますね。
殆どの園で、うんどう会やクリスマス会など幼稚園同様に行っているようです。
ホームページにも保育方針がしっかり記載されていたり、消防訓練や制作・水遊び・散歩など様々な体験を行っているようですね。
保育相談も行っており、
現在の私立保育園の質はとても高いといえるのではないでしょうか。
集団行動=幼稚園
小学校にあがるまえに集団行動を身に着けたいと思われる親御さんもいらっしゃいますね、まず、集団行動とは幼稚園で見につくものなのか考えてみましょう。
そんな事はありません、保育園でもお友達同士で付き合い方を学ぶことはできます。
みんなで制作したり、うんどう会したり・・・人数が多ければいいという事ではないと思います。
現在の保育環境から考えると、小学校では半数以上が保育園出身ということになりますね。
一貫校やその先を考えているご家庭も少なくないため、一概に保育園ではなく、なぜ幼稚園を選択するのか考えてみてはいかがでしょう。
幼稚園を選ぶ際のポイント
幼稚園を選ぶときに失敗しないためのポイントをまとめてみました、よかったら参考にしてみてくださいね。
見た目はもちろんですが、最近は保護者専用ページがあったり、園庭見学の予約など、ホームページの活用がなされている園は新しい空気を取り入れており、園生活を円滑に進める意識は高いと言えるのではないでしょうか。
個人的見解ではありますが、言い回しによっては聞こえはいいですが、実は中身がなくただの理想という事も。
保育方針の理由や具体的に何をどうする、更にはその先に何が?など目的が明確な保育方針はよい園と感じるのはないでしょうか。
例えば、自由=放置 伸び伸び=放置 と解釈も可能であり、保育方針に責任はないと感じてしまいますが、「具体的に何をしているのか」などはホームページの園生活などの紹介でも知る事は出来ると感じました。
保育士の入れ替わりが低い園は、園長がしっかりしていると感じました。
園長自らの説明や発言はしっかりしていて質の高さを感じるのはないでしょうか。
共働き世代の増加により幼稚園は数を減らしていますが、一貫校等に併設されている幼稚園は人気が高く市外からも入園希望は多いですね。
幼児から高い質の保育を受けられることは子供にとってもプラスになることも多いでしょう。
また、園児のケアだけでなく保護者のケアもしっかりしていると感じます。
避けた方がいいのはワンマン経営になりがちな同族経営の幼稚園。
最近は数を減らしていますが、行く場所がなくて・・という理由ならば保育園や認可保育園も選択肢に入れることをおすすめします。
愛着はあるかもしれませんが、今と昔では先生も違います。
もし同じだったらワンマン経営の可能性も。
もちろん、全てがNGではなく、園長が自分の意見ばかりなどではなく柔軟な人ならば信頼もあるでしょう。
但し、精神的な理由でなく園体制をしっかり調べて決めることをおすすめします。
保育園と幼稚園どっちがいいの?
家庭環境によって違いますが、今と昔では考え方も違いますし、補助も違います。
また、保育園は数を増やしており、保育内容も充実しています。
専業主婦に拘りないのであれば、パートや資格取得の学業を初めて保育園を利用するのが賢いのではないでしょうか。
個人的には幼稚園は母親が無職が前提の考えが根強いなと感じました。
メリットにもデメリットにもなりますが、急な迎えや保護者会・懇談会、保護者の集まりや役割はかなり多いです。
カトリック系の幼稚園は保育方針の基盤がしっかりしていると感じました。
ホームページでもある程度の情報が掲載されていますので、園生活など気になる点は調べてみてはいかがでしょう。
また、動画の紹介がある幼稚園は園長先生の話を見ることもできます。
子供との時間を大切にしたいなど、様々な理由で働かない人もいますので一概には決められませんが、我が子が通う園に『親が通った園だから』を理由に決めないよう注意しましょう。